【折り紙のように作る】人気ハンドメイド作家・小春さんのルーツとは

「小春の手作りアカデミー」チャンネルで、数々の小物や雑貨の手作り動画を投稿している、人気ハンドメイド作家の小春さん。

まるで折り紙を折るような、あっと驚くような簡単な方法でつくれるレシピが魅力的です。

当チャンネルでも、ハンドポーチとショルダーバッグのレシピを教えていただいています。

今回は、小春さんに、ハンドメイドを始めたきっかけなどをインタビューさせていただきました。

影響を与えたできごとや小さな頃の趣味など、意外なエピソードも飛び出しましたよ。

普段は美容室を経営しており、美容師としての活動が多いという小春さん。

ハンドメイド作家としては、その空き時間を使って活動しています。

基本的には、YouTubeでハンドメイドを教えるということをメインにしています。

また、ハンドメイド好きな方を集めたオンラインサロンも立ち上げています。

サロンの皆で生地など素材を買いに行く様子も公開されており、わいわいにぎやかに作業をしている楽しそうな様子が伺えます。

小春さんがYouTubeを始めたのは、まさに近年の「コロナ禍」でした。

新型コロナウイルスが流行った当初は、マスクが買えない状況が続いていたことは記憶に新しいですよね。

そこで、マスクを手づくりして、お客様に差し上げていた小春さん。

ある方から「YouTubeで作り方を教えてあげたらどうか?」と言われたことがきっかけとなり、未経験ながらも始めてみたところ、チャンネルの登録者数はどんどん伸びていきました。

「役に立っているんだ」と実感したことが励みになり、これまで続けてこれたそうです。

YouTubeでは、できるだけわかりやすい動画になるよう意識していらっしゃいます。

マスク不足をきっかけにミシンを買った方も多いため、「知っている人からみたら、うっとうしいと思われるくらいに丁寧に説明しています」とお話してくださいました。

以前教えていただいた、ハンドポーチとショルダーバッグのレシピ。

この2つのレシピを選んだ理由は、ずばり、“たくさん切らずに済む”から。

小春さんがハンドメイド初心者の方からよく聞くのが、「裁断するのが大変」という声でした。

2つとも布を2枚ずつ用意すれば、後は折ったり、たたんだりしながら縫うだけ、の簡単レシピです。

実は、小さな頃から「折り紙」が得意で、そこから発想を得たレシピも多いという小春さん。

「“こんなに簡単に、こんなものが作れるんだ”ということを知っていただきたい」との想いから、できるだけ簡単なものを選んだ結果、ハンドポーチとショルダーバッグを紹介してくださったそうです。

小春さんのお家はご両親が忙しく、家の中に1人でいることが多かったそうです。

お友だちも夕方には帰ってしまい、遊び道具もないため、何かを自分で生み出さないと何もないような状態でした。

そこで、家にあった新聞紙や広告紙を使いスリッパを作ったりしたことが、手づくりのルーツになったそうです。

子供の時はすごく寂しい思いをしましたが、今は「かえって良かったのかな」とも感じていらっしゃるのだとか。

「とにかくやってみる」「考えるよりやってみよう」の精神が、小春さんの今までのハンドメイド制作につながっているのだそうです。

オンラインサロンなどで、皆がつくった作品を見るのが一番好き、という小春さん。

「今までは途中でわからなくなっていたものを、今回完成させることができました!」と見せにきてくれるのがすごく嬉しいのだそう。

小春さんが1つの大きな目標としてきたのは、自分の本を出版すること。

先日それを達成し、自分が生きた証を残すことができたと感じているそうです。

今後に関しては、「ハンドメイドを通してたくさんの人と繋がりたい」とのこと。

オンラインサロンを立ち上げたのも、ハンドメイドのためだけでなく、コロナ禍で人との繋がりが薄くなってしまったと感じたからでした。

普段のサロンも、ハンドメイドとは関係のない話でも盛り上がっており、輪が広がっているようで嬉しいのだとか。

「もっとサロン自体が大きくなったらいいなと思っています」とインタビューを締めくくってくださいました。

人との繋がりを大切にしながら楽しそうに活動する姿が印象的な、ハンドメイド作家・小春さんのインタビューでした。

ハンドメイドに興味のある方は、ぜひのぞいてみてくださいね。

ハンドメイド作家『小春』

公式ブログ：maruwa-house.jp

YouTube：小春の手作りアカデミー

サブチャンネル：小春 ひとり暮らしvlog

Instagram：小春＠ハンドメイド